2019年3月19日 / 最終更新日時 : 2019年3月19日 平成農産運輸 暁鐘 ちょっといっぷく 第83話 第83話 人間の死亡率は100パーセント 考えてみると、これは当たり前のことだ。人間生まれたら必ず死ぬことは決まっているのである。若い時分や健康なときは死ぬことなんて、殆ど考えてもみなかった。 しかし年齢を […]
2019年3月6日 / 最終更新日時 : 2019年3月13日 平成農産運輸 暁鐘 ちょっといっぷく 第82話 第82話 国を思う心 小泉信三の話を続ける。 小泉信三氏がある県の遺族会の依頼をうけて、先の大戦で戦死した方々の遺児を慰め、励ますために書いた文章がある。わかりやすく率直である。 敗戦後、戦争にかかわる一切を否定的に解釈 […]
2019年3月1日 / 最終更新日時 : 2019年3月1日 平成農産運輸 暁鐘 ちょっといっぷく 第81話 第81話 恩怨について 私の書架に司馬遼太郎全集32巻とどういうわけか小泉信三全集26巻(いずれも文芸春秋社)が並んでいる。 司馬さんの全集はわかるが、小泉信三氏の方はなぜ購入したのか良くわからない。従って […]
2019年2月18日 / 最終更新日時 : 2019年2月18日 平成農産運輸 暁鐘 ちょっといっぷく 第80話 第80話 金鵄あがって15銭 先の戦争で戦費を捻出するため、税金が大幅にあげられた。中でも、タバコは一番税金を取りやすいからだろうか、その値上げはすごかった。 18銭だった「光」が一挙に30銭になった。当時 […]
2019年2月5日 / 最終更新日時 : 2019年2月5日 平成農産運輸 暁鐘 ちょっといっぷく 第79話 第79話 私の文章読本 ある作家は「あかの他人に時間を使わせた上で、その時間は無駄ではなかったと思わせるような文章を書け」という。心構えとしては理解できても、こちらはプロの作家ではないのだから、とてもそんな […]
2019年1月31日 / 最終更新日時 : 2019年1月31日 平成農産運輸 暁鐘 ちょっといっぷく 第78話 第78話 不易流行 松尾芭蕉 去る7月2日、旅の詩人 松尾芭蕉の「おくのほそ道」を特集していた。なかなか充実感のある質の高い内容となっていた。これに刺激されたわけではないが、松尾芭蕉のことをもっと知りたくな […]
2019年1月23日 / 最終更新日時 : 2019年1月23日 平成農産運輸 暁鐘 ちょっといっぷく 第77話 第77話 原点復帰・凡事徹底 昨年(2002年)7月1日開館した雲仙岳災害記念館の入館者が好調のようである。 これは運営に携わる役職員や従業員のみなさん。そして、県当局を始めとする沢山の関係者の努力とご支援 […]
2019年1月16日 / 最終更新日時 : 2019年1月16日 平成農産運輸 暁鐘 ちょっといっぷく 第76話 第76話 春暖遠カラズ 「春暖遠カラズ ワガ迎ウルハ何処ノ春ナルカ」 昭和十九年末ヨリワレ少尉、副電測士トシテ「大和」ニ勤務ス の書き出しから始まる吉田満著『戦後大和ノ最後』の一節である。 吉田満氏は大正12年1月生 […]
2018年12月25日 / 最終更新日時 : 2018年12月25日 平成農産運輸 暁鐘 ちょっといっぷく 第75話 第75話 あのとき、あの言葉 200年ぶりの普賢噴火は、平成3年6月3日の大火砕流のために、43名の尊い命が奪われ、地域に住んでいた人たちの家屋・財産を焼き尽くす大惨事となりました。 この時か […]
2018年12月18日 / 最終更新日時 : 2018年12月18日 平成農産運輸 暁鐘 ちょっといっぷく 第74話 第74話 東京裁判 その3 インドから派遣されたパール裁判についてもぜひ記しておきたい。 彼は11か国の裁判官なかでたった一人『全員無罪』を主張したのである。 興行的誇示と、連合国内むけの安価な復讐感覚に訴えるために仕組 […]